労働衛生の3管理

①作業環境管理

イラスト作業環境中の有機溶剤や粉じんなど有害因子の状態を把握して、できる限り良好な状態で管理していくことです。危険有害物を取り扱っている作業場があれば、その物質の有害性、取扱量、作業場所への発散状況などを調べ、必要な措置を講じましょう。

作業環境管理の好事例

②作業管理

作業時間・作業量・作業方法・作業姿勢などを適正化したり、保護具を着用して作業者への負荷を少なくすることです。定期的に作業現場を巡回して、作業をマニュアル通り行っているか、仕事量は適量かどうかなどをチェックしましょう。

作業管理の好事例

③健康管理

作業者の健康状態を健康診断で把握して、その結果に基づいて適切な措置や保健指導などを実施し、作業者の健康障害を未然に防ぐことです。定期健康診断の受診を促すほか、有機溶剤や鉛、粉じんを発生するおそれのある作業を発注している場合は、特殊健康診断の受診を促しましょう。

健康管理の好事例